2003年1月1日号 新春特集号(空調編) バックナンバー
最新号の主な内容 |
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本紙分析・提言 |
生活密着産業の実力発揮へ ・機器出荷は縮小トレンド続くも 付加価値創出に発展性 |
新春に語る |
日本冷凍空調工業会・会長 中山 義彦氏 -将来にわたり基幹産業 着実に、息長く発展を 安全・信頼性重視で冷媒多様化も 収益改善には環境と省エネ機種で 座右の銘「六然」とは…… |
人材育成 |
来年度に継続教育開始-日本冷凍空調学会 専門技術以外にも周辺技術や総合管理など ・今年3月に発刊予定 「冷凍空調・食品用語集」改訂版 ・受験資格で緩和など~冷凍空調技士 サービス充実でニュースレターも発行 |
グローバル化 |
加速する中国への進出 ・需要増加で世界最大市場へ 日系メーカーが現地生産体制を強化 「世界の工場」活用しコスト対応も ・中国でコンプレッサの生産増強 ~三洋電機 2005年には850万台の体制に ・欧州でGHP発売へ ~三菱重工 安全規格に初適合 |
外資系参入 |
国内市場は-世界の中で相対沈下 90年代初めの3兆円から 2兆円(02冷年度)規模に ・中国市場の急成長とも連動 ・新規参入の魅力希薄に? -生活直結産業の明るい将来性 ~日冷工の専務理事になった 岸本 哲郎氏 |
2003年新春 トップインタビュー |
やるべきことへ総力結集 グローバル化を一層強固に 日立空調システム 取締役社長・中山 義彦 |
リプレース商品を強化 リニューアル照準に開発推進 三菱電機 冷熱システム事業部長・中村一幸 |
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開発協業や強化視野に 商品開発のスピード速め 三菱重工業 常務取締役冷熱事業本部長・柴内 宏興 |
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顧客起点のエアコンサルタントに 信頼関係こそビジネスチャンス ダイキン工業 取締役空調営業本部長・加藤 豊 |
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売れる仕組みづくりに注力 最適エネルギーと商品組合せ 三洋電機空調 取締役社長・島田 忠男 |
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顧客志向経営へ変革を 中国生産拠点から世界発信 荏原冷熱システム 取締役社長・井澤 正行 |
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市場直結型の経営を 環境配慮で快適空間創出へ 東芝キヤリア 取締役社長・池田 宏 |
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商品・サービスの両面で 生涯にわたる「喜びとご満足」を 松下設備システム 取締役社長・田畑 茂 |
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エネルギー事業を拡大 フロンティア2007の推進 東京ガス 執行役員 都市エネルギー事業部長・手塚 俊夫 |
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高性能・効率機の定着へ 吸収冷凍機で世界一のこだわり 川重冷熱工業 常務取締役総括部長・中島 邦彦 |
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ターボ冷凍機の高占有率化へ インバーター搭載で高COP化 三菱重工冷熱システム 取締役営業統括部長・田中 潤治 |
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GHPの効率化推進 GHPとコージェネの複合提案 ヤンマー東日本 空調システム営業部長・岡野 雅夫 |
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価値創造のリニューアル提案 ビル機能高度化へ総合力 三機工業 常務取締役空調衛生事業部長・瀬田 光雄 |
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サービスの優劣が売上に直結 エネルギー間競争を追い風に 矢崎総業 専務取締役エネルギー機器本部長・松崎 謙蔵 |
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シェアアップに視点 総合的な競争力の強化を 新晃工業 取締役営業副本部長・柏原 健二 |
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特殊特化で間口拡大を 「技術と品質」を基本理念に クボタ空調 取締役社長・秋田 州三 |
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顧客指向の開発生産へ ソリューションプロバイダーを継続、拡張 山武ビルシステム 取締役社長・小林 啓昭 |
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ユーザーに新しい価値 アライアンスによる展開 ジョンソンコントロールズ ソリューション企画本部長・臼井 弘之 |
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遠隔監視機能の向上を サービス強化へフィールド体制を強化 三菱電機ビルテクノサービス 冷熱事業本部長・石川 正美 |
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「環境」をキーワードに 中期計画で新商品・工法を マグ 取締役社長・門脇 勗 |
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新年に思う |
価値創造の仕組みを構築して…… 絶えず革新する姿勢貫こう 鷺宮製作所 名誉会長・西見 一郎 |
市場動向① 業務用 パッケージエアコン |
確かに広がる潜在マーケット ・付加価値機種で提案強化を 更新掘り起し、受注価格の維持へ ・2003冷凍年度は前年並みを予測 ・店舗用はR410Aに一本化へ ~新冷媒動向 ダイキンがビル用マルチにも搭載 ・差別化製品を次々と ~各社新製品 省エネ、更新需要に視点 |
企業紹介 |
新型加湿器で“院内感染”を未然防止 -日本電化工機- ・アルミ不織布の多孔質 空調機内付着防止で清潔 菌の蒸気殺菌の内部洗浄も容易 |
市場動向② 家庭用ルームエアコン |
「清潔・健康」に「癒し」「暖房強化」も ・「更新」背景に安定マーケットへ 2003冷凍年度も“横ばい”の680万台へ ・換気機能でCO2も除去 「除菌」で吹出す空気をきれいに ・“冬こそエアコン”を訴求 通年商品のイメージ浸透へ |
輝しき新春を迎えて 関係団体長年頭所感 |
新しい芽を育てる 日本冷凍空調学会 会長・渡部 康一 |
活性化が確実に進展 空気調和衛生工学会 会長・村上 周三 |
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冷媒回収技術者を養成 日本冷凍空調設備工業連合会 会長・粟谷 利喜男 |
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自ら能力継続開発を 建築設備技術者協会 会長・河村 達雄 |
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「蓄熱ブランド」の確立を ヒートポンプ・蓄熱センター 理事長・牧野 昇 |
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技術・技能力向上強化へ 日本空調衛生工事業協会 会長・菅谷 節 |
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専門技術分野の確立へ 日本設備設計事務所協会 会長・福西 輝男 |
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ビル省エネ評価の推進 日本ビルエネルギー総合管理技術協会 理事長・西村 日出穂 |
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配管技能者の確立を 全国管工事業協同組合連合会 会長・金子 利 |
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リサイクルなど重点に 日本ガス石油機器工業会 会長・太田 敏郎 |
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急げ、水素のインフラ構築 日本コージェネレーションセンター 会長・平田 賢 |
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人間生活にやさしい暖房PR 日本床暖房工業会 会長・高橋 浄 |
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自主基準などの改訂を 電気床暖房工業会 会長・中山 猛 |
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「設備環境保全設計マニュアル」を作成 東京都建築設備設計協会 会長・青柳 八朗 |
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市場動向③ GHP(ガスヒーポン) ガス熱源空調 |
空調の一翼GHP ・地域別動向の詳細 中期計画「フロンティア2007」 -東京ガス- ・システム導入から運転保守まで 「TGグリーパック」で低ライフサイクルコストを ・累計10万台を突破 リニューアルへ注力 ・吸収式でグリーン制度 環境負荷低減へ |
市場動向④ 大型冷凍機 |
小型機種のシェア拡大へ 市場ニーズに臨機応変に対応 -神戸製鋼所 |
高効率、サービス体制で評価 オイルフリー冷凍機、引き合い活発に -トレイン |
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ユーザー業界 |
-償還10年の装置産業 急増するスーパー銭湯 ・「健康志向、高齢化、癒しブームが追い風」 船井総合研究所・望月善尚リーダー |
市場動向⑤ 住宅設備機器 |
急成長の住宅設備機器 ・注目の高効率給湯器…など |
好評推移で前年倍増 簡易施工がトレンドとマッチ -新日本石油 |
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集合住宅向け拡販 二重床用とコンクリ直貼り用 -サンサニー工業 |
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大型住宅用「ルフロ300」 換気システムで2月に新製品 -宇部気密ハウジング |
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簡易分解が可能 パイプファンを新発売 -松下精工 |
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市場動向⑥ エアコン洗浄 |
拡大するエアコン洗浄 ・省エネ、清潔健康の消費者ニーズにマッチ ・潜在市場規模は8千億円とも1兆円とも |
ビル管法改正が追い風 ダクト清掃、給排水管更生にも注目 -P・C・G協会 |
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見やすさを追求 スコープ・ウォッシュ工法で新製品投入 -加藤電工 |
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空調機洗浄に無害洗剤 イーピーティーも共同展開へ スーパーで1000台実績も -クリーンメンテナンス |
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冷媒フロン回収 |
回収フロン処理で全国ネットワーク ~環境総研グループ ・低処理コストで顧客還元 再資源化に「再生」提案、つぎに「破壊」 ・バーコードで迅速な処理管理も ・環境総研とは…… |
空調特集 -第2部- |
主な記事の見出し |
自然エネルギー |
発電新技術の興隆で 躍進する日本ビジネス 風力大国のグローバルな息吹 ・急進展の風力発電事業 ・地球温暖化防止とは…… 革新的な技術開発 日本太陽エネルギー学会 会長・武田 行弘 ・補助制度の積極活用を ソーラーシステム振興協会 会長・児玉 清隆 ・太陽熱で冷暖房・給湯 構成機器は世界的高水準 ・電気と熱を発生-公害発生もなく 「燃料電池」の熱利用に関心 |
未利用エネルギー |
地中熱利用ヒートポンプ普及も課題 ・米国がトップ、進まぬ日本 安定した採・放熱に利点 環境性と省エネも訴求 地中熱で冷暖・給湯も 住宅や大学などに設置 ~ゼネラルヒートポンプ工業 |
ビルディング オートメーション |
BAによる最適運用管理 |
海外事例に関心 アプリ開発の普及促進を -エシェロンジャパン |
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改修でもロンワークス 新八重洲ビルが代表事例に -NTTデータ |
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省エネ提案に力 学校へ統合管理システムも -東光電気 |
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簡易操作デマンドコントローラー 3年で投資回収 -山武ビルシステム |
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多様化するニーズに対応 セキュリティ管理システムを発売 -ジョンソンコントロールズ |
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二次側空調機器 など |
換気システムの積極展開 工場の合理化再編を促進 -東プレ |
顕熱交換器、除湿機が伸長 新分野で構成比を30%へ -新日本サーモラング |
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自動定量弁が好評 イオンスティックも堅調 -日本フローコントロール |
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全熱交換器開発など 新分野参入への意欲 -ユーキャン |
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専門工事業団体長から 年頭メッセージ |
行動・実行する全ダ連を 全国ダクト工業団体連合会 会長・須長 義明 |
配管基幹技能者の育成へ 日本配管工事業団体連合会 会長・山下 光雄 |
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希望の持てる年へ結束 中部ダクト工業共同組合 理事長・村上 章 |
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東北6県を一本化、新工法の開発を 東北ダクト工業会 会長・内藤 清吾 |
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元・下関係の改善を、インターネットの活用推進 関東空調工業会 会長・長谷川 敏和 |
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一段と厳しい近畿市場 近畿空調工事業協同組合 理事長・一宮 吾郎 |
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空調関連部材 |
ソックダクトが好調 CRや食品工場など最適 -極東貿易 |
新色加えカラーバリエ好評 エアコン配管カバー「ウォールダクト」 -東洋化学 |
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不燃材認定品を拡充 ガスケットなど更なる高品質製品を構築 -アサヒ産業 品質管理部長・黒瀬 厚志 |
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フランジ部門が堅調 堅実経営の「トモエ工業」 エンジニア力で現場対応 -トモエ工業 |
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アシュレーショーに26名 関東空調工業会、関東配管工業協会の 有志らが参加 |
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吹出口・吸込口 防排煙業界 |
着工半減で価格波及に危機感 ~吹出口業界~ 低掛け率に不退転の改善 付加価値、保守で商品開発も |
・平成15年新春を迎えて 不採算発注には辞退も =健全経営貫き空調産業発展に「共生」= 日本吹出口工業会 会長・高原 秀治 |
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・黎明の平成15年を迎えて 防災通じ建設業と共生へ =防火ダンパーに自主適合マークで性能確保= 日本防排煙工業会 会長・遠藤 吉英 |
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防火ダンパーに「自主適合」マーク 防排煙工が建築法性能規定を保証 6ヶ月ごとの点検も呼掛け |
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社会的重要度が増幅 -防排煙工業会 ・国交省と遮煙性で共研も |
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「特長」と見積営業堅持 高い技術力対応で定着、共研でも多実績 -丸光産業 |
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異業種連携で新事業も模索 “将来を拓く”を念頭に グローバルでも視野に -協同工業 |
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SUS316特殊ダクトも 木製吹出口など特殊品 売上増に積極貢献 -檜工業 |
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フロンメーカー |
R407C混合設備を4月に稼動 アジア圏で供給拠点のマーケット確保へ -三井・デュポンフロロケミカル |
02年、R134aフルキャパの生産量 フロン破壊量は前年比1.5倍の700トン -イオネスケミカル |
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R407C、R410A混合設備を導入 効率的な営業・物流体制の整備へ -旭硝子 |
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エコキュート投入で自然系冷媒「ナーレフ」急増 CO2コンプレッサメーカーへ8割以上を供給 -昭和炭酸 |
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NRC(スーヴァ)容器に期待 ドライアイス(固形)を本格発売 -液化炭酸 |
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R407C中心に400番台が伸長 HC、CO2冷媒の販売開始 -鈴木商館 |
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マネジメント ズームアップ・人点描 吸収式冷凍機・冷温水機の生産で短納期を重視 する川重冷熱工業・滋賀工場の取締役工場長 永井 修造 氏 「改善」へあくなき挑戦 工場は営業の支援部隊 明日を担う ダイキン工業 宮田 裕司 担当部長 住宅の空気周りを総合提案 |