最新情報の発信で空調・冷熱産業界へ貢献
「空調タイムス」は徹底した現場取材により価値のある情報をお届けします
空調冷熱産業界で実績と信頼に応えるメディアとして、未来像を発信します
桑原冷熱(社長=桑原賢史朗氏、本社・北海道北見市)は8日、「3Dプリント受託造形」サービスを開始した。それに伴い専用サイト=写真=も開設した。同サービスは、3Dプリンターにより3Dデータと同一形状の製品を造形するサービス。専任スタッフがヒアリングを行い、最適なプリンターの造形方式や素材を提案する。同社が長らく〝設備機械屋〟として、多種多様な機械や部品と接してきた経験や知識が強みとなる。また、製品から図面を起こす「リバースエンジニアリング」にも対応。3Dスキャナーを用いて部品等の形をスキャンしてデータ化し、それを3Dプリンターで出力する。これにより例えば生産終了製品の修理にも活用できる。加えて今回のサービスでは、3Dプリンターをより多くの人に体感してもらうため、試しやすい低価格にもこだわっている。専用サイトでは、サービスの流れや特徴、製品の実例を紹介しているほか、簡易見積りも利用できる。今まさに、3Dプリンターが空調・冷熱業界の新たな可能性を切り開こうとしている。