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協同組合群馬県機械設備工業会(群設工)と、同組合の賛助会員である渡辺パイプは16日、ホテルメトロポリタン高崎で、災害復旧支援システム協定を締結した。写真は、群設工理事長の和田弘氏(左)と、渡辺パイプ関東支社北関東支店ライフライン栃木・群馬地区担当部長の横山英武氏。締結の経緯は、年初の能登半島地震において、群設工に群馬県企業局から水道インフラの復旧活動の依頼があり、それに応えて同組合の会員企業が復旧活動に当たった。その際に資材の調達がうまくいかなかった反省もあり、今回の締結に至った。今回の協定では、災害が発生した際、組合員企業から渡辺パイプの本部に連絡が行き、組合員企業が指定した場所に災害備品や復旧資材を供給してもらう仕組み。同社は前橋、高崎、伊勢崎、太田、渋川と群馬県内をほぼ網羅して拠点を構えており、それらの拠点からの供給に加え、提携先メーカー6社からも供給が行われる。群設工は今年度、災害時の工事体制の構築も進めたい考え。今後は空調資機材の調達も課題と捉えている