2002年9月25日号　九州地区特集 バックナンバー

最新号の主な見出し
九州特集 　冷熱・空調業界の景況指数であるパッケージエアコン（ＰＡＣ）は、数量規模でこそ”堅調”の範囲ながらも前年同期に比べれば水面下での推移。とくに大票田である七月度が七掛け台で収束し、足を引っ張った。天候不順も加わり、需要の根幹を形成するリニュアルの顕在化に水を差した格好。この一方では価格の軟化が止まらず、売上高・収益性という中身での苦戦は続く。数量規模の拡大という吸収要素がないことが苦戦に輪をかける。九州地区での０２冷凍年度のＰＡＣ需要は九万五千台前後での着地と見込まれている。堅調の範疇マイナスとなる見込みだが、市場環境に好材が薄く、リニュアル主導の中で、数量増となれば来冷凍年度についても現状は弱含み。 　続くリニュアル需要の主導 　・九電、西ガスが天然ガスＣＧＳの共同提案 　　　第一号店が外食工場で稼動 　・博多湾東部に人工島 　　　物流、町づくりへ０４年竣工 　・天神地下街を延伸で駅舎 　　　地下鉄３号線０５年に開業へ 　・”不死鳥”で新スーパー 　　　寿屋とニコニコ堂元社員が立ち上る 　・６回目のフロン講習会に１００名超 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福岡県冷凍空調工業会
・最適エネ提案に注力 　　　負荷平メニュー多様に蓄電池、コージェネなど 　・蓄熱システムは選択の一翼に 　・官公庁、リニュアルにも拡大蓄熱事業 　・電力厨房に新戦力 　　　焼肉無煙ロースター「焼肉八輪」を開発 　・10月から料金引き下げ 　　　業務用は９・６１％ 　　　電化厨房で新メニュー 　・景気、天気の影は今シーズンも	九州電力
・オンリーワン商品で市場展開 　　　提案型営業で総合力の発揮 　・店舗建設水面下も 　　　新Ｋシリーズで１号店 　　　　　　　　　　　　　日本建鉄・九州営業部 　・開発営業部などが移転 　・三菱電機冷熱プラント九州支社移転 　・日本建鉄・三菱ショーケース事業部 　　　　　　　　　　　　　　　　　九州営業部移転	三菱電機 　　ライフファシリティーズ 　　　　　　　　　　　九州社
・学校空調にＧＨＰ好調 　　　電気、ガス、氷の総合対応を	三菱重工九州販売
・ＩＰＦ９０％の氷蓄熱槽実証実験 　　　コスト減にも可能性が	日立空調システム 　　　　　　　　　　　九州支店
・業務用分野で健闘実績 　　　「エコキュート」の新戦力化も	三洋電機空調九州支店
・都市ガスの優位性活かすシステム普及へ 　・ＣＧＳ普及を戦略展開 　　　熱利用提案で経済性の訴求も 　・右肩上がりの空調 　　　４０万冷凍トン突破は０４年中にも 　・エコ・エネの最適な利用へ 　　　年内にもフォーラム設立構想 　・家庭用ガスＣＧＳのモニターを開始 　　　来年末から発売へ 　・デシカント空調３件が設置・稼動中	西部ガス
・無圧ヒーター新世代機の浸透へ 　・使い勝手の向上へ 　　　ＮＥＯＳシリーズ拡充を 　　　保守運動で更新需要対応も	昭和鉄工
・債務株式化で再構築 　　　産業再生法を適用認定 　　　吹出口、工事も継続	空研工業
・専門市場にも浸透大型ショーケース 　　　ソリューション営業に注力	三洋九州産機システム
・エンジニアリング発揮物件対応に実効 　　　クリーンＲパネルにも動意	日本軽金属福岡支店
・高度化要請に技術力対応 　　　目的合致へ材質、加工まで 　・腐食対策に無電解ニッケルメッキも 　・首都圏での展開強化へ 　　　東京営業所開始	ドーワテクノ工業
冷機材商社 　・商流変化で逆風のルート販売も 　　　市場縮小が相乗するも 　・商材の開発、川上営業の強化など 　　　新チャネル開拓で実効も 　・応用製品も軌道に 　　　　　　　　　　西日本機材福岡工場	ドーワテクノ 　西日本機材 　九州鷺宮冷熱部品 　ハカタ産業
・総合営業でプラスオン 　　　プロセス冷却などに実効も 　・新冷媒への置換４０７Ｃ主力に加速 　　　業務用空調機の浸透でトン単位の需要も	極東商会福岡営業所
・老舗の看板支える技術力 　　　堅実経営にも定評が	宮房冷機
・四半世紀の終幕を自ら 　　　次期総会で勇退 　　　　　　　　　　　西冷工・福冷工の宮房巖会長 　・アンモニア技術で１０月に講習会 　・事務局にニューフェイス	福岡県冷凍空調工業会
・中国での事業を拡大 　　　保守・工事で上海に現地法人 　　　大連との双頭体制に 　・社外連携で商品化進む 　　　特許サイレンサー	ビーテック