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2002年5月29日号 大型冷凍機特集 バックナンバー


 最新号の見出し


 大型冷凍機特集

 環境保全へ地域冷暖房事業促進を

 ・全国約150ヵ所で稼動中
 ・民生用で進むコージェネ
    省エネとCO2削減に効果
 ・ジェネリンクに勢い
    吸収式との組合せ
 ・都市ガス3社の「吸収式グリーン制度」
    機種選定基準


大型冷凍機の中心は100冷凍㌧以上ということになる。とくに地域冷暖房施設にはベストミックスということで熱源をガスまたは、電気というシステム構成が多い。現在運転に入っているものや,計画中の地冷のほとんどは吸収式冷凍機及びコージェネシステムの系統と、ターボ冷凍機などと氷蓄熱システム系統導入を柱に省エネルギーとCO2削減など環境保全重視のシステムを構築している。最近の新設ビルの減少から大型冷凍機は更新需要に向かっており、各メーカーとも40%以上はリピート需要と見ており、COPの向上と高効率コンパクト化に向け同時にシェアアップに取組んでいる。


 環境性・高効率化で
        大規模建物にガス空調
 3万平方㍍以上の建物で
        ガス冷房普及率は70%へ

 東京ガス

 吸収式は中国で生産
  超省エネ高効率を秋口に新投入

 荏原

 2シリーズのラインアップを柱に
  吸収式市場の拡充強化へ

 三洋電機空調

 更新需要の拡充へ
  地域密着対応が進む

 川重冷熱工業

 高効率機を近日発売
  食品工場など低温吸収式

 日立インダストリイズ

 吸収式で高COP機年内投入
  高効率型の三十効用も視野に
 地域冷暖房にも実績
  丸の内北口に4・6千Rt

 三菱重工冷熱システム

 冷凍機油レスで効率進化
 ターボ冷凍機Sシリーズ 来年メドに投入へ

 トレイン

 幅広い温度範囲、氷蓄熱で優位性
  超高効率UP「UHE」のPR強化

 神戸製鋼